嫌でも意識してしまう学校内でのカースト。

　嫌でも意識してしまう学校内でのカースト。私はアイツよりも「上」なのか、それとも「下」なのか。

自分が学生時代、どこに属していたのかによって読んだ感想が変わりそうな本です。

話を進めていくよりも心情描写が多めで、個人的にはちょっと苦手なタイプの小説でしたが、２０８ページの１行に心を掴まれ、それまでの気持ちが一気に裏返りました。

それぞれの密かな決意と、ささやかな希望に読んだ後は爽やかな気持ちになりました。

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（Amazonのページにとびます）